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資格勉強には Claude 拡張機能が便利15日で AWS SAP 試験にチャレンジする話

2026年6月23日 公開2026年6月23日 更新読了 約 7 分MOOBON 技術ブログ

AWS 認定 ソリューションアーキテクト プロフェッショナル(SAP)を、7 月 2 日に予約しました。本格的に勉強を始めたのは 6 月 17 日 ──「問題集を解きながら Claude の拡張機能と対話する」という流れで理解が深まっていったので、心を決めて踏み切りましたが、受かるかどうかはまだわかりません。この記事は私の体験を元にして、Claude 拡張機能を使った勉強法について良かった点をまとめた記事です。

私の背景

これまで、認定資格の取得は考えていませんでした。AWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト、中級レベル)は10年以上前に取得したことがあります。AWS については実務として、設計・運用に関わってきましたので自信があります。「資格試験なんてめんどうだよね」くらいに思っていました。

考えが変わったのは、入札案件を探していたときです。参加条件の欄に、当たり前のように AWS の認定資格が並んでいました。実務経験がいくらあっても、これでは土俵にすら上がれません。

もう一つは、AI です。生成 AI のおかげで、誰でもそれなりのウェブアプリを作れるようになりました。これまで「経験があります」で通っていたものが、これからは通りにくくなります。経験を、目に見える形にしておく必要がある ── そう感じました。

49 歳。久しぶりに机に向かう、と考えると、少しだけワクワクしてきました。

タイムライン

「鉄は熱いうちに打て」というように、早速、試験の予約を入れて、勉強しないといけない環境にしました。短期決戦で挑みます!

6/17CloudTech 資格会員に登録
6/18AWS SAA 認定試験を予約
6/20勢いのまま SAA(アソシエイト)を受験 → 取り直し
6/21AWS SAP 認定試験を予約
7/2SAP 受験(これから)

まずは過去の資格を取り戻すつもりで SAA(中級レベル)を受け、その勢いのまま SAP(上級レベル)に挑むことにしました。中学受験でも合格グセをつける作戦があったりします。また、SAP を直接受けると 44,000 円ですが、AWS には「合格すると次の試験が 50% 割引になる」特典があり、SAA(22,000 円)→ 50% 割引後の SAP(22,000 円)でも、合計はやはり 44,000 円。費用は変わりません。

今回使った教材は、ほぼ CloudTech の問題集だけで、分厚い参考書はどうせ読めないので、買っていません。代わりに使用したのが Claude の拡張機能でした。

AI 勉強法を実感したのは、SAA のとき

いくつかのブログを読み、おすすめされていた CloudTech を契約しました。CloudTech の解説動画や問題集はとても良くできていて、すぐに自信が湧いてきました。私の契約したプランでは解説動画は数本しか見られなかったのですが、すでに自信をつけていたので、早速 SAA(中級レベル)の試験を予約しました。そして問題集を解きながら自分の弱点を把握していきました。EKS、SCP、S3 の細かい挙動、Windows 絡み、CloudFormation、CodeDeploy、DynamoDB ── 10年やっていても、普段触らない領域は驚くほど穴だらけで、一時は愕然としました。

問題集を解くうちに、最近インストールした Claude 拡張機能が便利に使えることに気が付きます。タブを切り替えてコピペする必要もなく、画面の横で気軽に聞けるので、面倒くささがほぼゼロです。CloudTech 問題集の解説はわかりやすくできているものの、どうしても読む気が起きません。それは聞きたいことがピンポイントで書いてあるわけではないからで、インプットだけだと勉強がつまらなくなってしまうんです。

その点、Claude 拡張機能の場合だと、楽に使えて聞きたいことにピンポイントで答えてくれるので、モチベーションがさがりません。

CloudTech の SAA 演習問題を解きながら、Claude の拡張機能に自分の消去法の理由を書き込み、AI に正誤とロジックを評価してもらっている学習画面
図: 実際の学習画面。左が CloudTech の SAA 演習問題、右が Claude 拡張機能。自分の消去法のロジックを書いてから、AI に正誤と理由を評価してもらっている。

私が AI 勉強法を使ってみて「良い」と思った手順

まず、拡張機能のいいところです。

  • コピペしなくても話が通じるので、無駄な切り替えがなく一体感があります。単純に楽できます。
  • 「確認せずに実行モード」にすると承認クリックが減るので楽!(ただしリスクもあるので、ご自身の判断で使用してください)

そして、ここからが私が勉強した手順です。

  1. まず、自分で答えを出します。 問題の要件を自分なりに整理します。知らないサービスが選択肢にあっても、いくつかは消去できます。「これはこういう理由で違うはず」と消去法のロジックを書いてから、自分なりの正解を出します。消去法をしっかり組み立てていくことが、実践での正答率を上げることにつながると思います。
  2. AI に判定させ、ロジックを評価してもらいます。 正解かどうかだけでなく、消去の理由が合っていたかを見てもらいます。AI はだいたい褒めてくれるので、単純に嬉しいものです。これが地味に、続ける力になります。
  3. 間違いを直し、分からないものを「知っているもの」に置き換えてみます。「Connect の電話番号って、Elastic IP みたいに番号を確保しているということ?」という具合です。置き換える先は、同じ AWS の中でなくてもかまいません。CloudTech の解説で知った喩えですが、「SCP は憲法のような立ち位置」── これがいちばん腹に落ちました。下にどんなルールがあっても、その枠は超えられない。技術でも、それ以外でも、自分が納得できればなんでもいいのです。
  4. 雑談も入れます。「こんな大規模なサービス、実際に経験してる人なんてほとんどいないですよね?」とか「最近、正答率が上がってきて調子がいいな、天才かもしれない」など雑談しながら、想像をふくらませます。
  5. 筋が通って腹に落ちると、もう苦ではありません。 知らなかったサービスも、知っている知識のどこかに紐づきます。そうなると、力まなくても自然に覚えています。

結局、やりたいのは置き換えそのものではなく「理解」なので、スッと分かるものは、無理にたとえなくてもOK。

AI のほうも、私の分かりそうな身近な例に寄せて説明してくれたりします。このやり取りは、一方通行の Q&A ではなくて、AI が自分の土俵に寄せてくれて、こちらからは「だったら、こういうことだよね」と自分の言葉で言い直す ── その往復のなかで、理解ができていくんだと思います。

AI 時代に、経験をどう証明するか

AI で誰でも作れる時代になったからこそ、「実務でやってきた経験」と「それを証明する資格」の掛け算に、改めて意味が出てきた気がします。そして、その資格の勉強すら、AI と一緒にやりました。

MOOBON では、普段の AWS の構築や運用でも Claude を使っています。WordPress を Claude Code で運用した記録もそうです。同じ姿勢を、自分の学び直しにも持ち込んだ、というだけの話です。

AWS の設計や運用で困っていることがあれば、気軽にご相談ください。

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追記:7月2日の結果

【7月2日の受験後に追記】

スコアと、受けてみての所感をここに追記します。

FAQ

よくある質問

Qどんな教材を使いましたか?
A

ほぼ CloudTech の問題集だけです。分厚い参考書は、ほとんど開いていません。CloudTech には解説動画もありますが、自分のプランでは数本しか見られなかったため、過去問を解きながら知らないサービスを一つずつ潰す、というやり方に切り替えました。そして、分からないところは Claude の拡張機能に聞く。この「問題集 + 対話」の組み合わせが、自分にはいちばん効率が良かったです。

QClaude の拡張機能は、具体的にどう使うのですか?
A

答えをいきなり聞くのではなく、まず自分で答えを出します。問題の要件を整理し、知らないサービスが選択肢にあっても「これはこういう理由で違うはず」と消去法のロジックを書いてから、自分なりの正解を出す。そのうえで AI に判定とロジックの評価をしてもらい、間違っていた所を直し、知らないサービスを自分の知っている知識に置き換えていく。一方通行の Q&A ではなく、往復する“壁打ち”として使うのがポイントです。

Q実務経験がなくても、この勉強法は使えますか?
A

正直に言うと、この方法が効いたのは「10年以上の実務」という土台があったからだと思います。新しく知ったサービスを置き換える先の“知っている知識”が、自分の中にそれなりにある。まったくの未経験から同じことをやって同じ速さで進むかは分かりません。経験がある人ほど効きやすい勉強法だと感じています。

QSAA(アソシエイト)はどのくらいで取りましたか?
A

10年以上前に取った SAA はとうに失効していたので、まず取り直しました。CloudTech に登録してから数日、過去問中心で詰めて受験しています。この SAA 勉強の最中に「Claude の拡張機能に聞きながら解くと速い」と気づいたのが、今回の勉強法の原点です。その勢いのまま SAP まで挑むことにしました。

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